【アロマテラピー入門】現役アロマセラピストが基礎から実践法まで徹底解説いたします!

アロマテラピーアドバイザーの資格を活かして自宅でアロマテラピー教室を行っています

 

 

「アロマテラピーアドバイザー」の資格をお持ちの方にお話をうかがいました。もともとは趣味で始めたそうですが、現在では「自宅でのアロマテラピー教室や企業からの依頼でアロマのワークショップなどを行って」おられるそうです。また、反抗期を迎えた娘さんに「直接、手をトリートメントすることで、コミュニケーションもよくとれるようになった」という、うれしい効果もあったそうです。


 

1.アロマテラピーをはじめたきっかけ

 

普段から寝室でラベンダーの香りをアロマランプにたらしてみたり、部屋の空気を入れ替えたときなどに、自分の好きな香りを楽しんだりしていました。ただ、特に知識もなく、またお店に行って香りを選ぶときにもどうやって選んだらいいのかわからないまま、いつも同じようなものばかりを買っていました。

 

そんな時、長女が反抗期に入ったのです。それまでいろいろなことを私に話してくれていた長女があまり話をしないようになり、また話をしてもイライラしているそぶりを見せることが多くなりました。誰もが成長途中で通過する、普通のことだとはわかっていましたが、少しでも家族が穏やかに過ごせないものかと思うようになっていました。

 

たまたま、時間つぶしのために立ち寄った本屋さんで目にとまったのがアロマテラピーの本でした。その中には様々なエッセンシャルオイルの効能や使い方がわかりやすく書かれていました。

 

そのとき私の眼にとまったのはオレンジスィートというオイルでした。そこにはリラックスやリフレッシュ、そして人と人とのバリアーを穏やかに緩め気分を明るくしてくれる、と書いてありました。それまでただ好きで嗅いでいた香りにいろいろな効能があるなんてちょっとした驚きでした。これなら、長女の部屋を掃除したついでに使うことでコミュニケーションの手助けになるのではと思ったのです。

 

 

本を読んでいくと、アロマテラピーが幅広い手法で使えることにも驚き、また魅力を感じました。簡単な使い方で日々の掃除などに応用できたり、普段使っている化粧品などが作れること、また、風邪の予防などに使えるというのはすぐに実践したい内容でした。

 

このように、すぐに実践できそうなことがたくさんあったこと、しかし、エッセンシャルオイルの数は非常に多くその特徴や効能もさまざまであったことが、資格にチャレンジしてみようと思ったきっかけです。資格取得のための勉強で本当に必要なアロマテラピーの実践方法が学べると思ったのです。

 

2.資格への挑戦

 

様々な効能があることがわかり、違った視点からアロマテラピーを見るようになり、その奥深さに気づきました。そしてアロマテラピーの資格があることを知り、挑戦してみようと思ったのです。ちょうどこの時期、長女は受験生だったので、母親が勉強する姿を見せることも良い刺激になるのではと思いました。(これに関しては、効果があったとは言い難いのですが)

 

アロマテラピーのお店で日本アロマ環境協会の公式テキストと検定用の香りのセットを買い、自宅で勉強を始めました。香りについてはもちろん、香りが人間に作用を及ぼす経路などを学ぶため、脳のしくみなどについてもテキストで勉強しました。

 

 

学生時代以来、試験のための勉強とはご無沙汰でしたので、最初は悪戦苦闘しましたが、新しいオイルについて知っていくのは楽しいことでした。そして、アロマの検定で行われる、香りの嗅ぎ分け試験にむけ、一日2〜3種類ずつの香りをかぎ、覚えていくようにしました。(一度にたくさんの種類をかぐと気分が悪くなりますし、うまく嗅ぎ分けられなくなります)

 

試験直前は一問一答ドリルを使い、問題を解く練習をしました。振り返ってみると、この直前にやったドリルはかなり効果的だったように思います。独学でしたが、2級と1級のテキストを勉強し、試験は1級のみを受けました。(試験範囲は2級も含まれますが、2級合格が1級受験の必要条件ではないので)

 

試験会場は大学のキャンパスでした。駅から会場に向かう人の多さに圧倒され、学生時代以来の試験に多少緊張もしました。受験者は女性が圧倒的に多かったように思いますが、中には男性の姿もありました。

 

筆記試験はすべてマークシートです。いくつかは、間違えやすい選択肢が含まれている問題もありますが、公式テキストをきちんと勉強していればそれほど難しい内容ではないと思います。

 

香りの嗅ぎ分け試験は小さな試験管のようなものにエッセンシャルオイルが入っていて、試験官の合図で指定の瓶の香りを嗅ぎます。そして選択肢の中からオイルの名前を解答するという方法で行われました。

 

多少の緊張感はあったものの、試験は無事一回で合格することができました。

 

3.さらなる資格

 

1級合格後はアドバイザーという資格もとりたいと思い、アロマ環境協会の公認校でアドバイザー取得のための講座を合計12時間ほど受講しました。アロマテラピーアドバイザーは、それ自体の試験はなく、1級合格者が規定の講習を受けることで得られる資格なのです。私も公認校の講習受講後、発行された証明書を協会に提出することでアロマテラピーアドバイザーの資格が得られました。

 

 

ここで受講した内容は独学だけでは学べなかった歴史的なことや、解剖生理学的なことなども含まれていました。そしていくつか実習(化粧品作り、ハンドトリートメントなど)も行いました。12時間の受講を6時間ずつ2日間で受けました。正直、大変だとも思いましたが、やはり、この講座を受講したことで、第三者にアロマテラピーを伝える時に、自信を持って話せるようになったと思います。

 

4.現在の仕事

 

そして現在は、自宅でのアロマテラピー教室や企業からの依頼でアロマのワークショップなどを行っています。

 

教室では安全なエッセンシャルオイルの使い方から、様々なアロマクラフトなどを行っています。また身体の不調や、精神的なストレスがあるゲストの方にはおすすめのオイルのお話をしたり、それぞれの好みにあったスプレーの作り方などもお伝えしています。

 

 

企業のワークショップでは、営業の方と、いらっしゃるお客様のニーズなどをうかがい、それに適したクラフトをご提案し、開催の際にはアドバイザーとしてそのワークショップを担当しています。私の場合、仕事をするために取った資格ではなかったのですが、運よくワークショップのお話などをいただいたことで、仕事の幅が広がっています。

 

また、当初の目的であった長女への効果ですが、アドバイザーの資格をとってからは、いろいろな手法で効果が出ています。特に、長女の好きな香りをブレンドしたトリートメントオイルを使ったハンドトリートメントは、勉強や部活で疲れたときなどにはやってほしいとリクエストがくるほどです。香りの効能もありますが、直接、手をトリートメントすることで、コミュニケーションもよくとれるようになったと思います。

 

5.アロマテラピーの資格取得を考えている方へ

 

アロマテラピーの資格にはセラピストのように、直接お客様に施術を行う資格もあります。アドバイザーやインストラクターは主に、教えたり、伝えていくことがお仕事になります。まずは、ご自身がどのような方法でアロマテラピーとかかわっていきたいか、またどのようにお客様に伝えていきたいかを考えた上で目指す資格を決められると良いと思います。

 

 

また、特にお仕事としてではなく、趣味の延長で資格取得をするのもおすすめです。私も最初は仕事にするという意識は全くなく、いわば趣味の延長でした。でもそのまま趣味で終わっていたとしても、この資格を取るために勉強した内容はアロマを楽しむうえで大切なことがたくさんありましたし、実用的な内容がとても多く含まれていたと思います。

 

アロマテラピーは認知度も上がり、体験したいと思っている方も増えています。そして資格取得者はまだまだ活躍できる分野をひろげていくことができると思っています。

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