Experience

実は、私は「アロマテラピストになりたい!!」という強い情熱からアロマテラピストの道を選んだわけではありません。こんなこと言うと、水を差すようで申し訳ないのですが、本当の話です・・。

最初は足裏を刺激するリフレクソロジーを勉強して、サロンで働いていました。そこから、体全身をほぐすボディケア、オイルを使う全身トリートメントと、同じ会社で学ぶことが出来て、その流れでアロマテラピストに辿りついたのです。

精油を扱うアロマテラピストになってからも、実際はブレンドしたオイルばかり使っていたので、知識は乏しく、表面的なアドバイスしかできないセラピストでした。私は体を施術するトリートメントの勉強ばかり興味があり、正直アロマテラピーは二の次、、、という程度だったのです。

そんな私にもプロ意識が目覚め、スキルアップの為にもちゃんと勉強しよう! …と思ったのは、初めてアロマテラピーに触れてから5年程経ってからのことです。

学ぶ事を決めたとはいえ、大人が仕事しながらスクールに通うのは生易しいものではありません。一番大変だったのは、自分でクライアントを探し、実際にトリートメントをして、60症例をレポートにして提出する事でした。

週に1日しかない休みはトリートメントをして、レポートを書き、仕事終わりにトリートメントをして、レポートを書き、、こんな生活が半年くらいは続いたと思います。

みんな口を揃えて言っています。この症例が一番しんどかった!! …と。

でも、今考えれば、この時ほどクライアントを想って精油を選んだことはなかったと思います。また、同じクライアントに施術して経過を見るので、精油がどのように働いて反応したか、合う合わない、なども細かく勉強する事が出来ました。アロマテラピストになれた瞬間だったと思います。

そんなこんなで、大変な思いをしてスクールを卒業するときは、精油って面白い! アロマテラピーを伝えたい!! …と強く思うようになりました。私の場合は、スクールに通う事で、精油に触れ、先生や仲間と出会い、アロマテラピーの楽しさを知ったような気がします。

そこから、精油1本1本丁寧にブレンドするサロンでトリートメントを経験したり、精油やハーブティーを販売するお店で働いたりと、アロマテラピーに触れる職業を経験しました。

サロンと違い、販売店は顧客層が広くて、アロマテラピーは小さいお子さんから、人生の先輩方まで、幅広い年齢層に受け入れられるセラピーなんだと改めて実感しました。簡単で、面白くて、人を笑顔にする、アロマテラピーの世界にどんどん引き込まれていくのを感じました。

精油は薬ではないので、病気を治すことはできません。あまり、執着しすぎるのもよくないでしょう。

でも、ストレスを抱えて八方ふさがりの時、香りを嗅いで、ふと、いい香りだな〜と感じる、それだけの事がストレスでピンと張った糸をほぐすきっかけになったりするのです。

とはいえ、「この精油を嗅ぐとストレスに効きますよ。」といって勧めるわけではありません。良いと感じる香りも人それぞれ好みがあり、その日の気分でも変わるので、これ! という答えがないところも精油のおもしろさの一つなのかもしれませんね。

また、「感じる」作用の他にも、最近では、精油の薬理作用が注目されて、アルツハイマー予防に使われたりと、用途も広がってきました。これから可能性が広がる十分に伸びしろのあるジャンルだと思います。

私にとって、最初は仕事の延長線上にあったアロマテラピーでしたが、スクールで面白さを知り、この世界に魅了されました。赤ちゃんから高齢の方まで、幅広く使えて、とても簡単に始める事ができるので、ぜひその一歩を踏み出してもらえたら嬉しいなと思います。

執筆者 HARUKA

アロマテラピーを学んだ最初のきっかけは、サロンの業務に必要だったため、しかたなくでした。ですが学べば学ぶほどアロマテラピーにすっかり魅了されてしまい、今の私にとって、アロマテラピーは毎日の生活に欠かせないものになっています。所有資格:英国IFA認定アロマセラピスト