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あなたは「アロマテラピー」と聞いたとき、どんなイメージが頭に浮かぶでしょうか?

「リラックス」

「癒し」

「小難しい」

「女性の趣味」

いろいろなイメージがあると思います。

始めの一歩を踏み出すのが勇気のいるアロマテラピーですが、実際は、年齢も性別も問わず、誰でも楽しめるとても簡単で楽しい療法です。

(植物の香り成分のパワーを役立てる植物療法)

アロマテラピーとは、「植物の香り成分のパワーをかりながら、心や体の不調を癒し、美容や健康維持に役立てる」植物療法のことをいいます。

植物の香り成分っていったい何? と、疑問に思いますよね。

香り成分とは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)のことをいいます。

植物の香りがギュッと詰まっています。

雑貨屋さんやアロマ用品のお店で売っている青や茶色の小瓶に入った「アレ」です。

精油ボトル1本に使われる植物の量は多く、希少価値の高いバラに至っては、1000〜2000本の花びらからたった1gしか採れないので、1滴には約50本のバラが使われていることになります。

それだけ植物のパワーが凝縮された精油の作用はじつにパワフルで、その可能性も無限大です。

その用途は、香りのないキャリアオイルに薄めて行うオイルトリートメントや、芳香浴など、多岐に渡ります。

(アロマテラピーの歴史)

「アロマテラピー」という言葉は、フランス語の「aroma(アロマ):香り」と「therapie(セラピー):療法」を組み合わせた造語で、1930年代後半にフランスのルネ・モーリス・ガットフォセにより造られました。

こうした歴史の背景もあり、現在でも、フランスではアロマテラピーが医療行為として認められています。

一方、イギリスでは民間療法として広く知られてきましたが、現在は代替医療や美容を目的として使われています。

そして、日本では1980年代からリラクゼーションのひとつとしてアロマテラピーが普及しています。

他国に比べるとまだまだアロマテラピーの普及に時間がかかっておりますが、国産の精油の種類が増えたり、精神科や産婦人科など医療場面でアロマテラピーが使われたりと、少しずつ広がりを見せています。

(アロマテラピーを始めましょう)

さあ、精油のボトルと開き、目をつぶり、ゆっくり香りを嗅いで、深呼吸をしてみましょう。

とても清々しい気分になったり、何とも言えない心地よさを感じることがあります。

たかが香り、されど香りです。

私が精油を販売していたとき、パニック障害の方や、介護で心身共に疲れたお客様がおりました。

アロマテラピーは、ときに、そういった心の強ばりをとるきっかけを作ってくれるお助けアイテムでもあるのです。

執筆者 HARUKA

アロマテラピーを学んだ最初のきっかけは、サロンの業務に必要だったため、しかたなくでした。ですが学べば学ぶほどアロマテラピーにすっかり魅了されてしまい、今の私にとって、アロマテラピーは毎日の生活に欠かせないものになっています。所有資格:英国IFA認定アロマセラピスト