アロマテラピーのキャリアオイル

 

管理人:香桜梨

 

アロマテラピーで使う「精油(エッセンシャルオイル)」は植物の芳香成分を濃縮したものです。そのままでは濃度が濃すぎて肌に付けられない(※まれに直接塗布OKなものも)ため、基本的には希釈(きしゃく)してからアロマトリートメントに使われます。

 

希釈する際に使用するのが、「キャリアオイル」と呼ばれる植物油です。精油の成分を皮膚から体内に運ぶ(=carry)ことから、キャリアオイルと呼ばれています。




管理人:香桜梨


1.キャリアオイルにはさまざまな役割がある

 

キャリアオイルはトリートメントする際に「潤滑油」の役割を果たしてくれます。トリートメントの動作がスムーズになるため、皮膚への摩擦を防ぐことができます。さらに、精油の揮発性を抑えて長く体表面にとどめることができるため、吸収力UPにもつながります。

 

 

すべてのキャリアオイルには皮膚軟化作用があり、ビタミン類や必須脂肪酸類が含まれるのも特徴のひとつです。動脈硬化の予防や免疫機能改善に重要なαリノレン酸やγリノレン酸など、私たちが体内で作ることのできない脂肪酸が含まれるキャリアオイルもあります。

 

他にも、クリームなどのアロマクラフトを作ったり、単品で美容液がわりに使用するなどスキンケアにも役立ちます。

 

キャリアオイルの役割

 

・トリートメントする際の摩擦軽減
・精油を肌表面にキープする
・皮膚をやわらかくする
・皮膚に栄養を補給する

 

・・・などなど

 

キャリアオイルには、美容に役立つもの、炎症を抑えるもの、傷口を治すもの、栄養を与えるものなどなど、さまざまな役割があります。それぞれの個性により使い分けて楽しんでみてください。

 

2.「精製」と「未精製」の違いとは?

 

キャリアオイルでよく見かけるのが、「精製」「未精製」の文字です。

 

「未精製」はその名の通り手を加えていないので栄養価が高いです。しかし、酸化しやすくまれに刺激を感じる場合もあります。アロマクラフト向きです。

 

一方で、「精製」は化学的+熱処理をしているので、栄養分が減ります。しかし、酸化しづらく刺激が少ないのでトリートメント向きです。

 

3.キャリアオイルの注意事項

 

以下の点に注意をしてキャリアオイルを使いましょう!

 

キャリアオイルの注意事項

 

・100%天然の植物オイルを選ぶ
・酸化が早く香りが劣化しやすいので早めに使い切る
・未開封でも直射日光を避け、冷暗所で保管する
・独特の香りのするものや粘性が高いものは単独で使わない(※1)
・敏感肌の場合はパッチテストを行う(※2)

 

※1 希釈用のキャリアオイルとブレンドして使う
※2 作用の強いキャリアオイルはまれにアレルギー反応を起こすため

 

キャリアオイルは劣化すると香りが強くなり、臭くなります! 最初のうちは多少割高に感じても、小瓶から始めるほうがいいかもしれません。

 

と言うのも、私はもともと、香りの強いローズヒップオイルを美容液がわりに使ってたのですが、大瓶を使い切る前に劣化させてしまい、結局捨てるという苦い経験をしたことがあるからです。高価なオイルなので激しく後悔をしております(涙) そんな経験をなさらないように注意してくださいね。