【アロマテラピー入門】現役アロマセラピストが基礎から実践法まで徹底解説いたします!

アロマテラピーの精油

 

アロマテラピーで使用される精油(エッセンシャルオイル)は、植物に存在する「油胞」という袋に蓄えられています。この油胞がある場所は植物によって異なり、例えば柑橘類だと果皮の表面にあります。

 

よく、みかんの皮を剥くときにプシュッと「汁」が目に染みた経験はないでしょうか? あの表面のツブツブが油胞で、その汁こそ精油の正体なんです。このように、花や葉、根っこなどあらゆる場所から精油は抽出されます。

 

 

1.植物にとって精油の役割とは?

 

動物はお腹がすけば狩りをして栄養を摂ることができますが、植物は動くことができません。そのため、光合成をしたり自分自身でエネルギーを作り出し、身を守らなくてはいけません。そんな動けない植物にとって、香りはとても重要な道具のひとつなのです。

 

 

精油の役割の一部をご紹介します。

 

精油の役割

 

・昆虫や鳥を引き寄せ、繁殖に役立てる(誘引効果)
・害虫や動物が嫌がる香りを放ち、寄せ付けない(忌避効果)
・菌やカビを防ぐ
・精油を蒸発させて自分を冷却し暑さから守る
・生体内でホルモンのような働きをする

 

精油の成分についてはまだ未解明の部分がとても多いのですが、こうした植物の薬理作用の一部を人間が分け与えてもらうことで、アロマテラピーは成り立っているのです。

 

2.精油の取扱い注意事項

 

年々身近になる精油ですが、日本では「雑貨」扱いです。雑貨というと危険性がないように感じますが、そんなことはありません! なかには発泡スチロールを溶かすほど強い作用の精油もあります。

 

そこで、精油の取扱い注意事項をご紹介します。

 

精油の取り扱い注意事項

 

・赤ちゃんが誤飲しない様に手の届かない場所に保管
・敏感肌の方に刺激の強い精油を使うときは希釈してパッチテストを行う
・引火性なので火気のない場所に保管する。
・使用期限に注意する(※)
・精油は箱に入れて、直射日光と湿度避け、冷暗所で保管す

 

※開封後は柑橘系は6か月以内、他は1年以内を目安に使い切るのが基本。精油により異なる。

 

雑貨扱いの精油ですが、中身は油なので気を付ける点が多いのです。ご購入の際は、専門知識のあるスタッフにお尋ねくださいね。

 

ちなみに、しばらく使わないままにしていた精油がうちにあるのですが、精油の作用で蓋が溶けてドロドロになってしまっています・・・。怖いです!

 

3.アロマトリートメントの楽しみ方

 

精油で行うアロマテラピーの代表的な楽しみ方として「アロマオイルトリートメント」があります。精油を香りのついていない植物オイル(キャリアオイル)で希釈し、オイルを使ってなでさすることで血流を良くします。

 

これにより、「香りでリラックス+血流改善+スキンケア」ができるので、「ストレス+肩凝り+乾燥肌」の忙しい日本人にはピッタリのリラクゼーション法です。

 

 

トリートメントオイルはキャリアオイル20mlに精油を4滴垂らして作ります。これは1%の濃度で、体全身は1〜2%、敏感肌や顔の場合は0.1〜1%が目安です。精油1滴0.05mlなので計算して作りましょう。また、敏感肌の方はトリートメント前にパッチテストを行うと安心して使えます。

 

トリートメントをするときは、オイルを手に取り、人肌に温めてから始めると、手が温かくなり、タッチングによるリラックス効果も上がります。アロマトリートメントをすると心の健康状態も良くなるので、性別年齢問わずストレスと戦っている皆さんに、ぜひ体験していただきたいですね!

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